SLAMDANK|amustall Blog

SLAM DUNK

スポーツ漫画の頂点

バスケットボールの人気が出たのは、間違いなくこの漫画が世に出現してからでしょう。 それまでは、バスケットボールは日本ではあまり人気が無かったので、当初はバスケを題材にすることを やめるように、担当から作者井上先生は忠告されたとかどこかで聞いたことがあります。 当時人気があったのは、まずは野球、そしてサッカーがJリーグの開始で人気が出てきたところでした。 サッカーもサッカー漫画の王様、キャプテン翼からとても人気が出たらしいです。 この漫画が出てからバスケ人気は急上昇し、今のBリーグ発足に間違いなく強大な影響を与えたのは 間違いないと思います。まさにバスケット漫画の金字塔ですが、個人的には全てのスポーツ漫画の 頂点がこのスラムダンクだと思ってます。

#13 UNSTOPPABLE

テレビアニメのスラムダンクの登場は、自分の記憶によると南国少年パプワ君のアニメが 終わってから、その枠でスラムダンクが始まった様に記憶してます。 初めは良くわからない不良漫画と思って見てませんでした。しかも、その頃はJリーグに夢中で カズ選手の大ファンだったので、バスケに興味がありませんでした。 そんな時、突然スラムダンク(新装版でない方)の13巻を読む機会がありました。いきなり13巻から 前後も分からず読みました。もうこの時の衝撃は忘れられません。いきなり途中からみてハマったのは エヴァンゲリオンで初号機が使徒を食べてるシーンをみて、これロボットじゃなかったんだ。。なんかの 生き物!??とハマったのと、このスラムダンク位です。しかも偶然13巻だったのがまた良かった。 流川が海南戦で超絶に爆発して大活躍する巻です。その活躍っぷりが、もうすさまじく、13巻のタイトル の通り、まさにUNSTOPPABLE(止められない!)弱小高の湘北のまだ1年生のスーパールーキー流川楓が 神奈川県最強の海南大付属高校相手に、点を取りに取りまくります!しかも、神奈川最強クラスの牧紳一を 相手にしても一歩も退きません。(牧は最強クラスじゃ無くて最強かもしれないけど、仙道さんがいるからなぁ) 絵もめちゃくちゃうまく(個人的には井上先生は漫画家で一番絵がうまいと思います)、 流川がスーパーダンクを決めたりした時の描写も最高にかっこいい、流川自体も死ぬほどかっこよく、 また普段クールな流川が燃えた理由が、湘北の正に柱、キャプテン赤城のケガによる退場。赤城が 戻るまでに、なんとしても海南に追いつくんだという、熱い気持ちむき出しの流川のプレーに心が打たれます。 この13巻で一気に世界観に飲み込まれ、それからスラムダンクの大ファンになり、週刊少年ジャンプで毎回必ず読んで、 かつ単行本も必ず最新巻を買ってました。

#10 桜木花道

今まで流川君の事ばかりを書いて来ました。この流川君は1年ながらのスーパー天才ルーキーです。 モデルもなんといっても、バスケの神様マイケル・ジョーダン!!スラムダンクの主人公級ではありますが、 主人公はこの背番号10、桜木花道です。スラムダンクの面白さは、もちろんドキドキ、ワクワクする試合展開にありますが、 この主人公桜木の驚異的な成長過程もとても大きな要因ですね。バスケは全くの初心者で、真っ赤な髪の リーゼント、その喧嘩の強さは間違いなく作中最強(多分)という設定の主人公。バスケを始めた動機は 不純にも女の子にもてたいから。そんな設定の主人公が、不純な目的で始めたバスケに、だんだん真剣になっていく のと一緒に、こちらも話に引き込まれていきます。そして、この桜木、喧嘩最強だけあって、身体能力が桁外れです。 この身体能力も作中最強でしょう。初めはレイアップシュートと持前のスーパー身体能力から繰り出すダンクしか 出来ませんが、シュート2万本合宿等を得てジャンプシュートを覚えたり、持前の体の強さをいかしてリバンド を桜木のモデルであるとされる、デニス・ロッドマン並み取りまくったりと、どんどん進化していきます。 この超高速の進化は見ていてとても面白いです。初めはフンフンディフェンスとかギャグ系の技もありましたが、 インターハイ予選が始まってからはスポーツ漫画にありがちな必殺技等は一切出てきません。この必殺技がないのに 主人公の成長を感じさせる所がこの漫画のすごい所とだと思います。桜木の底なしのスタミナ、桁外れのジャンプ力、 全力ジャンプして着地した直後のダッシュ力等のすごさが、井上先生の超画力によって、分かりやすく、 そしてかっこよく、余すことなく漫画のページから伝わってきます。

#14 三井寿

このスラムダンク、桜木、流川の2人でも十分に面白いですが、湘北高校バスケ部スターティングメンバー はみんな、最高にキャラクターが立ってます。色んな意見はあると思いますが、桜木、流川と来たら 次はミッチーではないでしょうか。このミッチーこと、三井寿は、過去に大きな挫折をした過去をもつ天才 3Pシューターです。スラムダンクの始まりは桜木が1年生で登場する所から始まります、三井は3年生です。 三井はこの頃バスケ部ではありません。過去の挫折がきっかけでバスケをやめて不良に落ちぶれてしまっていたのです。 その頃に、自分が諦めてしまった、バスケに燃える桜木、流川、そして同級生の赤城に対する、劣等感から バスケ部をつぶしてやろうと画策します。まさにグレたチンピラです。この頃はみんな三井なんて嫌いです。 しかし、暴力でつぶそうとしたバスケ部でしたが、最強桜木軍団によりボコボコにされ、赤城にはビンタされ、 もう一人の同級生でバスケは体力をつけるために入ったという、格下と思っていた木暮君にも怒られて、 人生終了と思った所に、安西先生が現れます。三井はこの安西先生に指導してもらうために湘北に入ったのです。 ここでやっと素直になった三井君は、この漫画の中でもっとも有名なセリフである、「安西先生・・・・・ バスケがしたいです」といって泣き崩れ、バスケ部に戻ってくるのです。 最初は漫画を読んでいて、こんな自分勝手な奴は大っ嫌いだぜと思ってましたが、彼のいつも自分の失われた 時間を悔みながらも、必死に湘北のためにあがいていく姿に、だんだんみんな心を奪われていくのです。 とくに陵南戦の「くそ、なんで俺はあんな無駄な時間を」なんてセリフが彼を物語ってます。 もちろん、悔んでいるばかりではなく、バスケの実力も素晴らしく、シューターしては、もう完全にチート キャラである海南の神宗一郎(この人は作中1回もシュート外してない気がする)に次ぐシューターであり、 翔陽戦の主人公は、間違いなくこの三井寿です。後悔しながらも前進していく、熱い男三井、最終的には みんな大好きです。

湘北の柱

ここからは、かなり人それぞれ、そもそもスタメン5人はみんな最高なんですが、次に紹介するのは、 キャプテン、ゴリこと赤城剛憲です。1年の頃からその才能は神奈川県に響き渡り、注目された逸材でしたが、 チームメートに恵まれず、辛酸をなめていた、現在神奈川県文句なしナンバーワンセンターです。 まさにキャプテン、湘北の魂です。やんちゃ極まりない、赤城以外の湘北メンバーがまとまっているのは この赤城がいるからです。1年の頃も2年の頃も、負けても、その強すぎるバスケへの熱い情熱から、周りから 疎まれても、めげる事なく練習しつづけた赤城、その強い気持ちが、読んでてバンバンに漫画から伝わってきます。 海南戦で捻挫して、「くそ、どうしてだ、なぜ今。。歩けなくなってもいい、やっとつかんだちゃんすなんだ!!」 と叫ぶシーンはスラムダンクの名場面の一つですね。そして、この物語のヒロインである赤城晴子の兄でもあります。

スピードなら神奈川ナンバーワン

続いては湘北のポイントガード、背番号7、りょーちんこと宮城リョータです。登場時は2年生ですね。 湘北の美人マネージャー、彩子に恋してます。初めは桜木とも喧嘩してますが、桜木は晴子を、リョータは 彩子を、二人ともかなわぬとも思われる恋をしている共通点から、意気投合。その後はりょーちん、花道と 呼びあう中になります。この宮城リョータは身長168㎝と小柄ですが、持前のスピードを生かして、湘北の ポイントガードとして活躍します。山王戦の「スピードなら、No1ガードはこの宮城リョータだぴょん」が 個人的には一番印象的です。

#7 仙道彰

スラムダンクでは、仲間も最高ですが、ライバル達も魅力的なキャラクターが沢山います。 やっぱり、面白いストーリーには素晴らしいライバルや敵役の存在が欠かせません。ドラゴンボールのベジータや、ナルトのサスケとか ハンターハンターならヒソカあたりでしょうか。スラムダンクの対戦相手の中でNo1は色んな意見はあるかと思いますが、 陵南の仙道彰ではないでしょうか。2回対戦している唯一の相手です。一回コテンパンに倒されてから、打倒仙道と リベンジに燃える陵南戦が個人的にはスラムダンクのクライマックスだと思います。その他にも、先に述べた神奈川No1プレイヤー の呼び声高い、牧紳一や、ラスボスの沢北栄治、流川を強烈にライバルしている、こちらも スーパールーキーである清田信長なんかもいいですね。またこの漫画ではセンター対決も 素晴らしく、陵南の魚住純、山王の河田雅史との赤城の対決も最高です。それぞのキャラクターの過去も語られ、対戦相手 にも感情移入させてくれます。

ベストバウンド

スラムダンクは、バスケット漫画なので、話の大半バスケの試合が描かれいます。どれがベストバウンドでしょうか? 有名高との試合はほとんどがベストバウンドと言ってもいい位に面白いです。試合毎にスポットライトの当たるキャラが違うので順番を つけるのが困難ですね。その位この漫画は、最初から最後まで面白いです。 個人的には1位は陵南戦、やはりライバルNo1の仙道へのリベンジが熱いですね、対戦の構図もしっかりしており、流川VS仙道桜木VS福田赤城VS魚住って感じです。特に流川VS仙道はお互いがオフェンスの鬼になって点の取り合いをしており、 お互いが超天才同士なので、読んでいて最高に面白い。またこの作品は、試合をみているキャラクター、例えばこの試合なら海南 の牧が、いい感じに試合を解説してくれるのも、goodなポイントです。 陵南戦と甲乙つけられない位の試合が、海南戦ですね。この試合も相当に熱い、そして泣ける。先に書いた流川の大爆発、赤城のケガ、 そして、赤城のケガで覚醒するのは流川だけではありません。主人公桜木もゴリの穴を埋めるべく奮闘します。 もともと、もてたいだけで始めたバスケット、その後は晴子の気を引くためにしていたバスケットに、いつの間にか 夢中になり、死ぬほど練習し、成長し、不良と喧嘩だけが取柄だった赤い髪のリーゼントが、みんなに頼られるようになり、 そして赤城のケガをカバーすべく死力を尽くしている姿は、もう感動的で泣けてきます。それでもって最後の最後で、 リバウンドを頑張ってとって、一番信頼する赤城にパスしようとして「ゴリッ」。。。「あーーーーーー」ってシーンで 僕はもうスラムダンクは10回以上読み返してますが、絶対に泣いてしまいます。こっちがベストでもいい位ですね。

第一部 完

まだまだ、スラムダンクの素晴らしい試合は沢山あります。是非自分で手にとって読んでみてください。 こんなに面白かったスラムダンクも、終わりは突然にやってきます。スラムダンクが終わった時は相当衝撃を受けましたが、 ジャンプでスラムダンクをリアルタイムで読んでいた人は分かると思いますが、スラムダンクは最終話には、 「第一部 完」と書かれていたんです。なので、きっと2年生になった桜木が見れるんだと思って、すこしショックが 和らいだのを覚えてます。1996年にスラムダンクが終わったので、あれから24年経過してますが、第2部は書かれてません けどね。人気がありすぎたので、そうでもしないと終われなかったんでしょうね。井上先生も山王戦でもてる全てを だしきったのでしょうね。それほど最後の山王戦もすばらしいです。 以上スラムダンクに関して長々と書いてきましたが、この漫画は日本人なら全員が読むべきと断言できるくらいに面白い 傑作ですので、是非読んだことない人がいたら必ず読んでみてください。

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